AMORSPHERE製品のお手入れについて

(このページで紹介している方法はあくまでAMORSPHERE製品にとってベストだと考えている方法であり、他社の製品には当てはまりません。)

AMORSPHEREのシルバー製品は全て925スターリングシルバーを使用しています。
シルバー製品は空気に触れるだけで硫化(酸化)し徐々に茶色く変色しくすんだようになり表面の輝きが無くなります。
それがシルバー製品の持つ独特の味わいであり、手入れが必要になる面倒な点でもあります。

普段のお手入れは指輪や身に着けるものなら着用後に、他のものは触れた後に柔らかい布で優しく表面を拭くだけでいつまでもシルバー特有の美しい輝きを持続できます。

シルバーは柔らかい金属なので簡単にキズが付きます。
心のキズはいつか消えてもシルバーのキズは消えません。無理に消そうとしないで下さい。
新品の時の鏡のような輝きは一瞬で消え去ってしま二度と戻りません。
しかし愛用すればする程増えるキズはお客様とシルバーとの歴史のようなものではないでしょうか。

キズ付きやすさもシルバー製品の魅力のひとつです。

Selvyt® Polishing Clothについて

selvyt

当社の製作現場ではSelvyt® Polishing Clothを穴が空く程愛用しています。
この製品は、イギリスで100年以上の歴史を持ち、世界中で使用されている銀製品のお手入れの代名詞とも言える製品です。
¨汚れても洗えば新品同様¨の言葉通りハードな使用にも耐える万能布です。

末永くAMORSPHERE作品をご愛用いただけるように、税込み5万円以上の作品には1枚付属しています。

また、作品のご注文の際に864円(税込み)で販売いたします。(パッケージはありません)

• 品名:Selvyt® SR Universal Polishing Cloth
• サイズ:25.4cmx25.4cm
• 素材:漂白していない綿100%(研磨剤や薬品成分は含まれていません)
• 生産国:イギリス
• 特長:汚れても洗濯すれば何度でも使用出来ます。

ジュエリー以外でも、時計、眼鏡、木製品、革製品、特に革靴のお手入れに最適。

何度か洗濯すると布が柔らかくなりより扱いやすくなります。

お手入れ方法

この画像は汗や汚れがついたまま仕事場の片隅で忘れ去られてた指輪です。

ここまでひどい状態ではなくてもシルバーの表面のくもりが気になることがあると思います。
そんなときに役立つ一番手軽で作品にも環境にも優しい方法を紹介します。

お手入れ

準備する物は、アルミホイル、重曹、熱湯、シルバーが入る大きさの熱に強い容器です。

手順はまず、

  1. 適当な大きさの容器野底にアルミホイルを敷く
  2. そこに輝きを無くして表面がくすんだシルバー製品を置きます
  3. その上に重曹を適当にふりかけます
    (量はシルバーの大きさにもよりますが、大体スプーン1杯分で充分です)
  4. 熱湯をシルバー全体がお湯につかるまで注ぎます

たったこれだけです。
シルバー表面の硫化具合にもよりますが、5分~10分もすれば硫化膜が消え去りシルバーの本来の輝きが復活します。
あとはシルバーが熱くなっているのでお箸等で取り出し水洗いをすれば終了です。

画像の上の8年ものの小汚かった指輪もこの通り!表面に顔が映るまでに輝きがよみがえりました。
比較すれば同じ指輪とは思えない程の変化に感動すら覚えます。
当然キズは消えないものの、くもりの無い輝きの復活です。

ポイントは、銀とアルミホイルが接触している事です。
この2つが接触していないと何の変化も起きません。

家庭にあるものだけで簡単に出来る上、地球環境にも負担をかけず、しかも手間いらずなところがお勧めです。
(熱湯の取り扱いには注意して下さい)

上記の方法は熱湯が宝石にダメージを与える可能性があるので宝石を使用している作品には絶対に使用しないで下さい。
燻し加工を施している作品も燻し加工が取れてしまう可能性があるのであまりお勧め出来ません。

お願い

お手入れの際に市販のシルバークロスやクリーム、歯磨き粉等は使用しないで下さい。
これらのものの多くには研磨剤が含まれており、小さなキズなら消える程の強い研磨力があります。
キズが消えると言う事は、キズの周囲がキズの深さの分だけ削り取られていると言う事です。

あくまでも私見ですが、一見きれいに見えてもプロが研磨した表面に比べれば非常に粗い表面になり細かなキズだらけで、そのせいですぐにまた変色してしまいます。
それを取る為にクロス等の使用を繰り返せば作品がやせてしまい、極端に言えば作品を破壊しているのと同じ事です。

AMORSPHEREでは、研磨の仕上げの段階(rouge)で黒い色の研磨剤を使用しています。
一般的にシルバーの仕上げには白い色の研磨剤を使用します。
研磨剤の色が仕上がりに影響するので、黒い色の研磨剤を用いた方がより奥行きのある輝きが得られます。
しかし、シルバークロス等を使用する事でその独特の輝きも一瞬で台無しになってしまう事をご理解下さい。